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対象
三代目
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種類
似顔絵
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名称
三代目尾上菊五郎像
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作者
武田桜園
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寸法
98.8cm × 31.7cm
詳細
嘉永2年(1849)絹本着色
筆者 武田桜園、法名は慶曜、文化11年(1814)生まれ、詩歌・学問・書道・墨画にすぐれ晩年、墨翁と称す。広楽寺住職をつとめ明治12年(1879)没。絵は嘉永2年(1849)、三代目没後に描いたもの。坊主頭になっているのは、めずらしい。あの世で仏果を得た姿であろう。江戸時代、役者や作家などが亡くなると追善、記念のため似顔絵を摺って売り出した。これも一種の「死絵」のたぐいであろう。