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作品の表題
盲長屋梅加賀鳶 (めくらながやうめがかがとび)
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役名
加賀鳶梅吉
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コマ絵
初世 坂東家橘の 鳶の巳之助
解説
実際に仲の悪かった、火消同士の騒動を題材にしたストーリーと、悪党の按摩・道玄を主人公にしたストーリーからなる作品。「火事と喧嘩は江戸の花」といわれた当時の風俗が色濃く描かれ、気っぷのいいリーダー・梅吉と、悪党・道玄を同じ俳優が演じる分けるのも見どころ。加賀鳶は前田家お抱えの大名火消し、町火消しとは仲が悪くいつも喧嘩になる。そんななか、加賀鳶の梅吉は、女房・おすがと子分・巳之助が一つ蚊帳の中にいるのを目撃。以前より二人の内通を暴露する密書が届けられていたのだ。二人を追い出してしまう梅吉。ところが、この手紙はおすがに言い寄る子分・五郎次が仕組んだもの。やがて策略が露見し、晴れて梅吉とおすがは復縁するのであった。