作品の表題 化粧鏡寫(写)俤 (けしょうかがみうつすおもかげ) 役名 妲妃(己) だっき コマ絵 初世 坂東家橘の 西伯侯姫昌 解説 鳥羽上皇が寵愛した玉藻前(たまものまえ)が九尾(きゅうび)の狐の化身(妖狐)で、正体を見破られた後、姿を石に変えたという、殺生石(せっしょうせき)伝説をもとにした作品。歌舞伎では、九尾の狐は、古代中国の伝説の悪女たちが生まれ変わったものとして、異国情緒あふれる壮大なストーリーが展開される。本図は、悪女の代名詞的存在とされる殷王朝末期(紀元前11世紀ごろ)の妲己(だっき)と、儒教において模範的・道徳的な君主とされる文王(ぶんおう)を対にして描かれている。
作品の表題 化粧鏡寫(写)俤 (けしょうかがみうつすおもかげ) 役名 妲妃(己) だっき コマ絵 初世 坂東家橘の 西伯侯姫昌 解説 鳥羽上皇が寵愛した玉藻前(たまものまえ)が九尾(きゅうび)の狐の化身(妖狐)で、正体を見破られた後、姿を石に変えたという、殺生石(せっしょうせき)伝説をもとにした作品。歌舞伎では、九尾の狐は、古代中国の伝説の悪女たちが生まれ変わったものとして、異国情緒あふれる壮大なストーリーが展開される。本図は、悪女の代名詞的存在とされる殷王朝末期(紀元前11世紀ごろ)の妲己(だっき)と、儒教において模範的・道徳的な君主とされる文王(ぶんおう)を対にして描かれている。