作品の表題 東驛いろは日記 (とうかいどういろはにっき) 役名 岡崎猫 コマ絵 四世 中村芝翫の 玉島逸當 解説 人形浄瑠璃や歌舞伎の一ジャンルとして「猫騒動物」と呼ばれるものがある。お家騒動にからめて化け猫のたたりを描くものが多く、1827(文政10)年6月、河原崎座で初演された四世鶴屋南北作『獨道中五十三驛(ひとりたびごじゅうさんつぎ)』が有名。十二単を着た化け猫が、行灯の油をなめる、通称「岡崎の猫」のエピソードを河竹黙阿弥が改作上演したものが本図と考えられる。
作品の表題 東驛いろは日記 (とうかいどういろはにっき) 役名 岡崎猫 コマ絵 四世 中村芝翫の 玉島逸當 解説 人形浄瑠璃や歌舞伎の一ジャンルとして「猫騒動物」と呼ばれるものがある。お家騒動にからめて化け猫のたたりを描くものが多く、1827(文政10)年6月、河原崎座で初演された四世鶴屋南北作『獨道中五十三驛(ひとりたびごじゅうさんつぎ)』が有名。十二単を着た化け猫が、行灯の油をなめる、通称「岡崎の猫」のエピソードを河竹黙阿弥が改作上演したものが本図と考えられる。