作品の表題 操三番叟 (あやつりさんばそう) 役名 操(三番叟) コマ絵 初世 市川左團次の 翁 解説 操り人形が三番叟(さんばそう)を踊るという趣向の軽妙な舞踊として人気がある。後見が箱から糸操りの三番叟の人形を取り出し、操りの糸をさばくと、三番叟が軽やかに踊りはじめる。やがて、人形の糸が切れたり、もつれたりするが、後見が糸をつなぐと三番叟は再び踊り出し、五穀豊穣を祈り、めでたく舞納める。踊り手は実際に糸でつながっているわけではないが、西洋渡来の見世物を積極的に歌舞伎に取り入れた五代目菊五郎は、ゴム糸を使って、三番叟が実際に宙に浮かぶような演出をしたと言われる。
作品の表題 操三番叟 (あやつりさんばそう) 役名 操(三番叟) コマ絵 初世 市川左團次の 翁 解説 操り人形が三番叟(さんばそう)を踊るという趣向の軽妙な舞踊として人気がある。後見が箱から糸操りの三番叟の人形を取り出し、操りの糸をさばくと、三番叟が軽やかに踊りはじめる。やがて、人形の糸が切れたり、もつれたりするが、後見が糸をつなぐと三番叟は再び踊り出し、五穀豊穣を祈り、めでたく舞納める。踊り手は実際に糸でつながっているわけではないが、西洋渡来の見世物を積極的に歌舞伎に取り入れた五代目菊五郎は、ゴム糸を使って、三番叟が実際に宙に浮かぶような演出をしたと言われる。